屋外での怪我への対処方法

冬に屋外での運動を続けると、大脳皮質の興奮性が高まり、中枢神経系の体温調節機能が強化され、体が寒冷な気候環境とバランスを取り、寒さの刺激に適応し、体の耐寒能力が効果的に向上します。ただし、冬に屋外で運動する場合は、何か問題が発生した場合に対策を講じることができるように、以下の点に注意する必要があります。

頭を打つ

人にぶつかったり、転んで頭を強く打ったりした場合は、あまり心配する必要はないかもしれませんが、高熱、嘔吐、けいれん、透明な体液（血清、脳脊髄液）の排出などの症状がある場合は、すぐに病院に行かなければなりません！

1. 腫れた部分だけでなく、頭の他の部分にも冷湿布を当てる必要があります。ただし、細菌の増殖を助長しないよう、傷がある場合はこの方法を使用しないでください。

2. 耳、鼻、口から血液や透明な液体（血清、脳脊髄液）が流れ出た場合は、流れ出る方向に顔を向けてください。細菌感染を防ぐためにガーゼなどで塞がないように注意してください。

3. 嘔吐するときは、嘔吐物による窒息を防ぐために頭を横に向けます。

4. けいれんが起こった場合は、けがをした手足を無理に圧迫せず、ハンカチを細く丸めて患者の口の中に入れて落ち着かせてください。

5. 負傷者を運ぶときは、頭を固定し動かさないでください。

首に傷を負った

1. 首には気管、食道、神経などがあり、人体の重要な部分です。もし打撲した場合は、すぐに病院に行く必要があります。

2. 内出血を抑えるために、衝撃を受けた部分を冷圧迫する必要があります。

3. 外出血がある場合は、消毒した砂を使用して傷口の出血を止めます。

4. 横になるときは体を平らに置き、枕は絶対に使用しないでください。

5. 移動中は頭を固定してください。

背中の怪我

1. 負傷者を硬い木の板の上に仰向けに寝かせ、首と腰に枕を置いて背骨が自然な湾曲を保つようにします。座ったり足を組んだりする姿勢は禁止です。

2. 移動させる際は首も固定し、運ぶ際に横になっている板を揺らさないように注意します。

胸の打撲

1.胸を打った場合は骨折や呼吸困難の恐れがあるのですぐに病院へ！

2. 冷湿布を当てます。

3. 患者を、痛い側の胸を下に向けて厚手の毛布の上に静かに寝かせます。

腰の怪我

1. 幅の広い布（バスタオルや消毒した布）や弾性包帯を使って腰を包み、怪我をした部分が動かないように固定します。

2. 冷湿布を使用して内出血を止め、患者を落ち着かせます。

3. 足の麻痺の症状が現れた場合は、すぐに病院へ行ってください。